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いちご新聞3月号|いちごの王さまからのメッセージ
もうすぐあたたかい春がやってきます。
みなさんにとって、“春”はどんな季節ですか?
いちごメイトのみなさん、元気に頑張っていますか?
まだ寒いけれど、少しずつ春が近づいてきているな、と感じる瞬間が時々あって、王さまは、そんな発見をすると、早くみんなに伝えたくなります。例えば、スーパーマーケットの果物コーナーでいちごをよく見かけるようになったり、お庭のスミレが咲いていたり、「今年のお花見はどうする?」なんて相談が舞い込んだり…。
みなさんの住んでいる地域にもよると思いますが、それぞれに春を感じることがまわりで起こり始めていると思います。
王さまは春になったら、重いコートを脱いで軽やかに街を歩きたいな、とワクワクしています。
ところで、『春』と漢字で書いていて気がついたのですが、『三』『人』『日』という字が組み合わさって『春』という字は出来ていますね。
でも、漢字の成り立ちを辞典で調べてみると、『日』と『艸』と『屯』が組み合わさって出来た会意形声文字とあり、太陽を表す『日』と、並んで生えた草を意味する『艸』と、髪を束ねた幼児を意味する『屯』を合わせて、「子どもが成長するように、草が陽を浴びて群がり伸びていく」という意味を持っているとされています。
その正しい由来を知った上で、王さまの『春』にちなんだ『三人の日』についてお話ししますね。
王さまは、幼稚園の頃、いつも三人組で遊んでいました。どこに行くのも一緒で、小学生になってもクラスが分かれても三人組はいつも一緒でした。でも高校生になると、東京に行く者と地元に残る者に進路が分かれて三人組で集まることはなくなりました。会うのは地元に残った二人だけになってしまったのです。そういうことはよくあることだけど、二人で会っていても、いつももう一人のことが気になりました。でも、もう僕たちのことは忘れて新しい友だちと仲良くやっているのだろう、と思っていました。後に何十年も経ってから、彼も同じように三人組のことを忘れておらず、そのあと疎遠になってしまったことを後悔していたと聞きました。王さまの時代は、お引っ越しをしてしまうとなかなか連絡を取り合い続けることが難しくて、今のように簡単な連絡の手段もありませんでした。
王さまにとって、卒業や進学の春は幼なじみ三人組の日々を思い出す季節です。
みなさんにとって、春はどんな思い出がありますか? 桃が香り、桜が咲く春が待ち遠しいですね。
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