いちごメイトのみなさん、新緑の季節がやってきましたね。コートを着ないで、マスクも強要されないで、爽やかな風に吹かれながら、若い青葉の下を歩けることはなんて嬉しいことだろうと、王さまは喜びを噛みしめています。
そうそう、いちごメイトのみなさんに伝えたいことがあります。4月号のいちごの王さまからのメッセージで、王さまのお庭のベゴニアが寒さで枯れてしまったことを書きましたが、あのあと、下から新しい葉っぱが出てきたのです。てっきり枯れてしまったと思ってがっかりしていたのですが、1か月ぐらい経ってからよく見てみたら、小さな小さな新しい葉っぱを見つけてすごく嬉しくなりました。このことをいちごメイトのみなさんにも伝えなくちゃ…と思いながら毎日お水をあげていたら、ぐんぐん育っていて、今年もまたかわいいお花を咲かせてくれそうです。
何事も簡単にあきらめてはダメだな、って思いました。
あきらめないでやってみることが大事だってお話をもう1つしましょう。
王さまは小さい頃からハーモニカが得意で、小学校4年生の時にNHKラジオで演奏したこともあるのです。でも、ずっと「もうあの頃のようには吹けないんじゃないかな?」って、あきらめていました。
そうしたら、ずっと前に王さまのハーモニカを聴いたことがある人が「また聴きたいです」と言ってきたので、「もう吹けないと思うんだよ」と言ったら、「あきらめないで吹いてみましょうよ。そして一人で吹くんじゃなくて、いろんな楽器でみんなとセッションしたら、きっと楽しいですよ」と言ったのです。
そこで、コロナでお家にいた時に久しぶりに吹いてみたら、昔の感覚が戻ってきて、何となく楽しくなってきて毎日練習するようになりました。
そして、とうとう、楽器が出来る人が集まって一緒に演奏することになったのです。
王さまのハーモニカに合わせてくれるのは、ピアノ、ギター、ドラムで、そのバンド名は『ストロベリーズ』になりました。
みんなとセッションすることは、1人で演奏するのとはまた違った楽しさがあり、アレンジによって雰囲気を変えられるのも面白いな、と思っています。
みんなも自分が過去に続けていたことやちょっとでも興味を持ったことを簡単にあきらめないで、挑戦していってくださいね。