2023/03/10

いちご新聞4月号|いちごの王さまからのメッセージ

ようやくやってきた春を思いっきり楽しみましょう!

 いちごメイトのみなさん、ものすごく寒かった冬が終わって、ようやく暖かい春の訪れを感じられるようになりましたね。
 今年は特に東北と北陸の日本海側で積雪量が多く、10年に一度という大寒波なのに電力不足ということもあり、凍えるような思いをした方も多かったのではないでしょうか?
 王さまのお庭のベゴニアは、例年寒くても頑張って冬を越えて元気に春を迎えていたのですが、今年は残念なことに寒さに耐えられず枯れてしまいました。調べてみたら、ベゴニアは原種は熱帯から亜熱帯地方のお花だから耐寒性に弱く、マイナス2度以下になると育たないんだそうです。かわいそうなことをしてしまいました。
 
 そんな寒い冬だったので、王さまもあちこちに出かけないで、ほとんどお家の中で過ごしていました。コロナ期間が長くて、人と直接会えないことに慣れたこともあり、寒くて出かけられない間もリモートや電話でコミュニケーションは取れるので、あまり不便を感じませんでした。
 
 でも、いよいよお花見のシーズン到来となると、それはやっぱり直接出かけて桜並木の下を歩きたいではありませんか。ということは、お家に閉じこもってばかりいた王さまを外に連れ出してくれるのは、『春』なんだってことに気づきました。
 王さまだけではありません。冬の間は縮こまっていた花も木々も鳥たちも、みんな元気にのびのびと外に出てきて春を楽しんでいるように思えます。みんなで春を楽しみながら、一緒に生きているんだなぁと思うと、なんだかとても嬉しくなりますね。
 
 人生も同じです。頑張っても頑張っても、なかなかうまくいかないことが続いても、未来には楽しいことが待っている。そう信じて頑張ることが、つらい時を乗り越える原動力になります。
 季節に春夏秋冬があるように、人生にも春のように清々しく穏やかな時、夏のように汗だくでがむしゃらに頑張らなければならない時、秋のように物事を深く考えてしまう時、冬のように縮こまって時が過ぎるのをじっと待つ時があります。誰しも、ずっと夏が続くわけでも冬が続くわけでもありません。必ず、回りまわって春がやってくるのです。
 
 いちごメイトのみなさん、ようやくやってきた春を思いっきり楽しみましょう。
 しばらく会えなかったお友だちをお花見に誘うのもいいし、遠くに住んでいる親戚を訪ねる計画を立てるのもいいですね。
 王さまは上野公園にお花見に行って、帰りに上野ギフトゲートに行こうかな、って考えています。

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