2022/09/10

いちご新聞10月号|いちごの王さまからのメッセージ

お互いの誠意と思いやりで、大切に友情を育てていきましょう☆

 朝夕、秋の風を感じる頃になりました。今年の夏は、酷暑と呼ぶべき暑さでしたね。体温以上の気温になった地域もあった猛烈な暑さに王さまはへとへとに疲れてしまいました。いちごメイトのみなさんは大丈夫でしたか?
 ようやく季節が秋へと移り変わって、王さまは心底ほっとしています。
 温暖化の影響と言われていますが、年々、地球は過ごしにくくなっていて、未来の地球はどうなってしまうのだろう?と心配になってしまいます。

 

 王さまのお庭では、昨日の夜、秋の虫が鳴いていました。植物や昆虫たちは季節ごとにきちんと規則正しく生きていて、お花を咲かせたり、きれいな鳴き声をきかせてくれて、すごいなぁと思いながら、空を見上げたら、まんまるのお月さまがきれいに見えました。
 ついこの前まで、セミがミーンミーンとうるさいくらいに鳴いていたのに、今度はマツムシやスズムシたちが「僕たちの番だよ」と高らかに合奏を繰り広げています。
 私たちもそろそろ秋の気分に心を衣替えして、秋らしい過ごし方に入っていきましょう。

 

 毎年、王さまにとっての秋は、大親友のお誕生日プレゼントを考えることから始まります。幼稚園の頃から90年来の大親友のお誕生日が9月16日で、彼へのお誕生日プレゼントのことを考え始めると、今年も秋がやってくることを実感するのです。というのは、これからだんだん寒い季節になるから、プレゼントは秋物のお洋服にしようか、それともあたたかい帽子にしようか、一緒にお誕生会をするならケーキは旬の栗を使ったモンブランがいいかな?と季節を取り入れて考えることが恒例だからです。
 子どもの頃は一緒に勉強したり、遊んだり、大人になってからはお互いに仕事が忙しくて会えない時期もあったりしたけど、ここ数年は二人とも長生きしていることを称え合い、これからも元気でいようと頻繁に連絡を取って励まし合っています。
 子どもの頃からの自分を知ってくれていて、今も仲が良い友だちは心の支えであり、とっても大切な存在です。その大親友のお誕生日に今年もプレゼントを選びました。気に入ってくれるといいな、と思いながら…。

 

 今は毎日一緒に遊んだり、たわいもないおしゃべりをしているみなさんのお友だちが、何年か、何十年か後に、たくさんの時間を共有して生きてきた大切な存在になっている可能性は大いにあります。
 王さまは、友情はお互いの誠意と思いやりで大切に育てていくものだと思っています。自分が感動した本を貸してあげたり、同じ映画を見に行って感想を話し合ったり、お互いを理解し合っていくことが友情を深めていくのだと思います。
 みなさんが生涯の友に出会って、その友と友情を大切に育み、仲良く楽しい時間を長く共有できることを祈っています。

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