いちごの王さまからのメッセージ
9月のメッセージ
いちごメイトのみなさん、毎日元気に頑張っていますか?
今年はいつもの夏と気持ち的に大きく違っています。みんなの心の中は新型コロナ感染の不安と日本各地で次々に起こる災害を心配する気持ちが大きくて、例年のイベント盛りだくさんの楽しい夏という雰囲気から、我慢しなければならない夏という意識へ私たちを向かわせています。
今年は、冬から続く新型コロナ感染の拡大が収まらない状況の中で夏を迎えることになりました。夏が始まる前の梅雨期間が例年よりかなり長く、九州地方、中部地方はまるで嵐のような恐ろしい豪雨に襲われました。梅雨というと、これまではどんよりとした雲から雨がしとしと降り続くという感じだったのに、今年の梅雨はまるで台風のような凄まじさで、これまでに経験したことのない雨量を観測した地域が多く、大きな川が氾濫して周辺地域に甚大な被害をもたらしました。
テレビのニュースでは、家が水没したり、流されてしまったり、土砂崩れで地形が変わってしまった山間の集落が映し出されていました。それまでそこで暮らしていた人たちは今現在、どこで、どのように暮らしているのだろうか?と考えると、王さまは心が痛みますが、みんなで助け合って、家も気持ちも1歩ずつ復興していくしかないのだと思います。協力し合って、この試練を乗り越えましょう。
新型コロナ問題が起こらなければ、今年の夏は日本でオリンピックが行われていたはずでした。それが延期となり、海外からの渡航制限、学校の休校、イベントやスポーツの大会は軒並み中止か無観客開催で、仕方ないとはいえ、こんなにも寂しい夏はこれまでなかったのではないでしょうか?
王さまがこのメッセージを書いている今、新型コロナの感染者数は、日々、減ったり増えたりしていて、毎日の感染者数情報に世の中が一喜一憂しています。でも、この瞬間にも新しいお薬が開発されるかもしれないし、ワクチンが出来るかもしれない。みんなが将来に対する希望を持つことは忘れてはいけません。どんなにつらく苦しい時でも、未来を信じて頑張る力が必要なのです。
私たちには、病気や自然災害など、いろいろな試練が訪れます。人生には、つらい日も苦しい日もあるけれど、どんな時も1番大切な家族やお友だちと仲良く助け合いながら、未来に希望を持って頑張って生きてほしい。そうすれば、きっと楽しくて明るい日々がやって来る、それが苦しい今を生きるみなさんへの、王さまからのメッセージです。