いちごの王さまからのメッセージ
12月のメッセージ
いちごメイトのみなさん、元気に楽しい毎日を送っていますか?
今年も今回が最後の王さまからのメッセージになってしまいました。みなさん、今年1年を振り返って、いろんな出来事を思い出していることと思います。
王さまは想い出はとても大切なものだと思っています。楽しかった想い出、悔しかった想い出、もう二度と思い出したくないような苦い想い出、またあの時に戻りたいと願うような幸せな想い出・・・人それぞれ、いろいろな想い出があることでしょう。
みなさんには日々、いろんなことがあって、その中には流されて忘れていってしまうことと、想い出として残っていくことがあると思います。
今、王さまの心に引っかかって忘れられそうにないのは、仲良しのお友だちを怒らせてしまった想い出です。その人とは毎日顔を合わせて、いろんな話をしているので、お互いの性格を理解できていると思っていました。それなのに、ある時、王さまの何気ない行動で、そのお友だちが怒りだしてしまったのです。王さまはいつもみんなにも言っているように、相手の立場になって考えながら行動してきたつもりでしたが、考えてみると、その時の王さまの行動はお友だちを傷つけてしまったのかもしれないと思いました。
でも、そんな小さなことで、せっかくの仲良しの関係が壊れてしまうものなのだろうか?たくさんの楽しい想い出があるのに、こんな風に喧嘩をしてしまうとすべて思い出したくない想い出になってしまうのだろうか?何よりも、もう王さまのことを嫌いになってしまったのかも・・・と考えて、とても悲しくなってしまいました。
王さまは、そんなに悪いことをしたつもりはなかったのに、相手を怒らせてしまったことが悲しくて仕方がなくて、元気がなくなってしまいました。元気がない王さまを心配してお友だちがやってきて、どうしてそんなに怒ったのか説明してくれました。王さまにとっては、ほんの小さなことでも、相手にとっては違うことが分かったので、謝って仲直りをしました。
みなさんもお友だちとのちょっとした行き違いで大切な友情が途切れてしまったという経験をしたことはありませんか?
そんな時、本当はどうすればよかったのかと考えても、その時はすぐに謝る気持ちになれないことの方が多いかもしれませんね。
今年最後のメッセージは、いつもと違うメッセージになってしまいましたが、みなさんも仲良しのお友だちのことを大切にしてほしいと思って書きました。お友だちとずっと仲良しでいるためには、お互いに友情を続けていこうという努力が必要だということを忘れないで、もし、何か行き違いがあっても、それまで積み上げてきた強い絆があるのですから、話し合って解決していきましょう。
来年もみんな仲良く、いちご新聞でお会いしましょう!