いちご新聞2月号|いちごの王さまからのメッセージ
日常の中にある「小さな幸せ」が、
きっとみなさんの心をあたためてくれるでしょう。
外は寒いけれど、みなさん、元気に頑張っていますか?地球の温暖化のことを考えると、「寒い」と感じる期間がこれからだんだん短くなっていくのかな?と、王さまは心配になります。「寒い」という感覚も大切にしなくては、という気持ちになりますね。
寒い時こそ、楽しめることもたくさんあります。ウインタースポーツはもちろんですが、冬は空気が澄んでいて星がきれいに見えることや、お鍋が美味しいこと…などなど。寒さが厳しい日ほど、ゆっくりと浸かるお風呂で体が芯から温まることに幸せを感じますよね。
そして、2月には心を温かくしてくれる行事があります。そう、バレンタインデーです。
王さまは、いろいろな年間行事の意味合いが年を追うごとに変わってきているな、と思います。昔は、日本では子どもたちが楽しむイベントだったハロウィーンが今では大人も参加してコスプレを楽しむイベントになったり、運動会は10月と決まっていたけど、最近は春に行なう小中学校が増えています。
バレンタインデーも、好きな人にチョコレートをあげて、「好き」って想いを伝える日だった頃からは様子が変わってきています。
もちろん、今も想いを込めて手作りしたチョコを渡して告白する!と、準備をしている人もいると思いますが、最近はデパートのチョコレート売り場では、友だちや自分用にチョコレートを選ぶ人の方が多いそうです。
友だちには、“日頃の感謝”や“仲良しの印”にチョコレートを贈るという声が多く、それは王さまが考える「ちょっとしたギフトで仲良しの輪を広げよう」のサンリオの理念と同じだなって思います。
「相手を喜ばせたい!」「喜んでくれたら自分も嬉しくなっちゃう!」というのはとても素敵な関係だと王さまは思います。王さまも、自分が嬉しいことよりも相手が喜んでくれることに幸せを感じるタイプです。バレンタインデーにお友だち用のチョコレートを選んでいる人が増えているということは、王さまと同じタイプの人が増えているってことかもしれませんね。
特別なことでなくても、ちょっとしたことに喜びや幸せを感じる瞬間って、日常の中には案外いろいろあるものです。
電車の中で席を譲ってあげている光景を見たり、お買い物に立ち寄ったスーパーマーケットで大好きな曲が流れていたり…。
そんなちょっとした小さな幸せが、寒い時期のみなさんの心をあたためてくれますように。