いちごの王さまからのメッセージ
4月のメッセージ
いちごメイトのみなさん、今年の冬は日本海側で大雪の日が多く、厳しい寒さの日が続きましたね。雪国の人たちが屋根の雪下ろし、道路の雪かきにご苦労されている様子をテレビで見て、早く暖かい季節が来てほしいと願っていました。最近、ようやく待ち望んだ春がそこまでやってきたと感じられる日が増えてきましたね。
冬の間、コロナは感染力の強いオミクロン株の第6波が最多感染者数を記録しました。重症化する確率が減ってきたと言っても、なかなか終わりが見えないことに人々は精神的に疲れ切っていますから、今年中にはなんとかマスクをつけないで気軽に人に会えるようになってほしいものです。
このような状況の中ですが、いちご新聞は今回で650号を迎えました。そのすべての巻頭ページに王さまはいちごメイトに向けてメッセージを書いてきたので、今回は実に650回目のメッセージとなります。
書き始めた時は、こんなに長く続けられると思っていなかったけど、振り返ってみると47年の間にいちごの王さまのメッセージを読んでくれたいちごメイトがたくさんいてくれたこと、その人たちに王さまがいつも書いている「みんな仲良く助け合おう」のメッセージが届いていたことを思うと、なんだか胸が熱くなってきます。
実はコロナが流行り始めて自粛期間に入る前に、いちご新聞のお姉さんたちが王さまにいちご新聞の創刊号から今までのいちごの王さまのメッセージを全部コピーしてプレゼントしてくれました。
とても分厚くて、こんなに書いたのか!と自分でも驚く重さでしたが、それを自粛中に家で少しずつ読み直してみました。
どの号でもその時に起こったこと、それに対して王さまが考えたこと、みんなへの問いかけなどを書いてきたのですが、基本的に書いていたことは47年前から、ちっとも変わっていなくて、ずっと「家族やお友だちとなかよく助け合って生きていこう」ってことでした。
王さまは改めて、このことをどうしても伝えたい!そのためにはこれからも頑張って伝え続けていかなくては…と思いました。
毎日の生活の中では、誰しもつらいことやイヤなことがあるものです。家族やお友だちと意見が合わなくて喧嘩したり、自分ばっかり我慢している気持ちになることもあるでしょう。
そんな時は、もし、家族や友だちがいなくなって一人ぼっちになってしまったら、どんなにさみしい気持ちになるか考えてみてください。
王さまは、誰もが相手の立場になって考えて、少しずついろんなことを譲り合って生きていくことが必要だと思っています。
いちごメイトのみんなが身近な人たちと仲良く助け合うことが、やがては世界中の人たちが仲良く助け合うことになると王さまは信じています。
王さまは、これからもみんなが仲良くなるためにメッセージを書き続けていきます。